50代のファイナンシャルプランナー初心者がユーキャンの通信講座でFP2級を目指す

50代から知識ゼロでファイナンシャルプランナー(FP)2級の勉強を始めて105日で受験して合格できました。

ここではユーキャンの通信講座(FP講座)の内容について紹介します。

こんな人におすすめ
  • FPの資格取得を考えている
  • 50代からFP資格を目指している
  • FPの知識ゼロから資格を目指している
  • FPの資格取得を目指したけれど独学では続かなかった
  • ユーキャンのFP講座の内容について知りたい

1.知識ゼロからユーキャンのFP講座でFPの資格を取得できるのか?

わたしは知識ほぼゼロからユーキャンのFP講座のみでFPの資格を取得しました。
ちなみにわたしのFP講座開始前の知識レベルは以下です。

源泉徴収票は内容がわからないので見ない
退職金がいくらもらえるかわからない
年金がいくらもらえるかわからない
年金だけで生活できるかわからない
子供が大学に行く教育資金は貯めていない
保険の見直しはしたことがない
保険金の掛け金はなんとなく決めている
住宅ローンが定年後も続く
NISAやiDeCoはとりあえず始めてみた
そもそもFPの資格で何がわかるの?

このようにFPどころかお金についても知識はないに等しいです。。。

わたしは今年で52歳になり現在も会社員として働いています。
会社では設計者として働いていて経理のようなお金にかかわるような業務はしていません。
なのでお金の知識についてはほぼ初心者です。

FPの知識はなく若くもなく仕事の内容もFPと関係なくてもFPの資格が取得できました。
普通に会社で働きながらユーキャンのFP講座のみでそれも105日間で合格できたのは何が良かったのか順番に紹介していきますのでぜひ参考にしてみてください!

2.ファイナンシャルプランナーとは

「ファイナンシャルプランナー」といっても実際には何ができるのでしょうか?

最近では雑誌やテレビでは家計診断をおこなっているファイナンシャルプランナーがいますが家計の収支だけを見て評価やアドバイスが単純にできるものではありません。
あくまでファイナンシャルプランナーの知識のほんの一部に過ぎないのです。

「ファイナンシャルプランナー」を直訳すると「お金の計画を立てる人」になります。
ということは、家計の収支を評価する人ではなく計画を立てる人なのです。
では「お金の計画を立てる人」とはどこまで含まれているのでしょうか?
①家計管理
②医療費や介護費用、年金などの社会保険
③老後の生活設計
④教育資金
⑤住宅資金
⑥生命保険や医療保険
⑦税金
⑧相続・事業承継
⑨不動産
⑩資産運用

このように日々生活していくうえで意識してお金を使っているもの、無意識のうちにお金を使っているもの、今はあまり関係ないと思っているものまでさまざまです。
そこでファイナンシャルプランナーがお金の計画を立てるサポートをしてくれます。

3.ユーキャンのFP講座

ユーキャンのFP講座はFP2級を目指す講座ですがFP2級だけでなくAFP資格も同時に取得可能です。
(AFP資格とは日本FP協会が認定しているFP資格の一つです)

FP講座の流れは以下のとおりです。
①テキストと動画で基本的な内容を勉強
②テキストの1冊が終了すると課題を提出(問題を解く)
③課題が返却されたら課題の内容の復習
④学科試験の最終課題提出
⑤実技試験攻略BOOKを解く
⑥実技試験の課題提出
⑦過去問3回分を3回解く
⑧弱点克服を使って何度も問題を解く
⑨AFPの受験資格取得用として、テキストの1冊目が終了するとライフプランを作成し提出

ユーキャンのFP講座における一番の特徴は「合格デジタルサポート」ツールです。
テキストや過去問のような冊子を使用した勉強だけでなくパソコンやスマホでも勉強ができるツールが準備されています。
この「合格デジタルサポート」ツールが非常に有効でこのツールのおかげで合格したといっても過言ではありません。
動画視聴だけでなくテキストの内容を読むこともできます。
またテキスト以外の課題や実技試験攻略BOOKだけでなく過去6回分の過去問もすべて見ることができます。(過去問は通信講座期間中は随時追加配布されます)

もちろんテキストや過去問だけではありません。
問題についてはテキストの各章に〇✕の問題があり、さらにユーキャン独自の頻出テーマ得点力アップテスト300問、実技試験攻略BOOK34問にて演習ができます。

ユーキャンの通信講座の特徴である「合格デジタルサポート」ツールで一番重要なアイテムは「弱点克服」になんです。
弱点克服は頻出テーマ得点力アップテスト300問、実技試験攻略BOOK34問、過去3回分の過去問合計300問の合わせて634問を回答率や回答頻度に合わせて優先度を高、中、低に分けて出題してくれます。

資格試験の勉強は間違ったところをいかに効率的に復習するかが重要になってきますので「弱点克服」は非常に有効なシステムだと思いました。

それではそれぞれの内容について説明していきます。

①テキストと動画で基本的な内容を勉強

ユーキャンのFP講座はテキストの内容に合わせて動画の講義があります。
テキストは以下の6つに分かれています。
①ライフプランニングと資金計画
②リスク管理
③タックスプランニング
④不動産
⑤相続・事業承継
⑥金融試算運用

テキストと動画の内容はだいたい同じですが、動画の中では試験での重要部分の説明やテキストでは書ききれないちょっとした具体例などを合わせて説明しています。
テキストだけでは頭に入りにくい人にはわかりやすい内容になっていると思います。

動画は各章5分程度の内容にまとまっていますので隙間時間にも十分視聴できます。
視聴速度も0.5倍、1倍、1.5倍、2倍と変えられます。

わたしはテキストだけではあまり頭に入ってこなかった部分もあったので、テキストの1つの章を読んでから同じ章の動画を見ることでより理解が深まったと感じています。

②テキストの1冊が終了すると課題を提出する(問題を解く)

テキスト1冊分が終了すると1冊分の問題がまとまっている課題を解いて提出します。

テキストの中では〇✕問題が各章の終わりにありますが課題提出では実際のFPの試験と同じように4択問題になっています。

勉強した内容(Input)を確認する機会(Output)となっているので課題提出は良いシステムだと思います。

この課題提出で重要なのが「課題の内容を理解しているか」と考えています。
課題提出の条件に記載されていますが、この課題は「テキストを見ながら解いても良い」となっているんです。

わたしは8回ある課題提出のうち6回分は全てテキストを見ながら回答をしています。
もちろんテキストを見ないで解ければ良いですが、まだこの段階ではすべてを覚えるような勉強方法は必要ないようです。

わたしはこの段階で必要なのは以下と考えています。

・課題の問題の内容がテキストのどこに載っているか探せる
・探せた内容が間違っていないか答え合わせ(課題返却)でわかる
・その結果最低限どこで勉強した問題か理解している
・課題返却の点数が満点だったり高得点だったりすると気分が良い

わたしは問題を解く時にテキストを見なくてもできる問題とできない問題がわかるようにチェックをするようにしました。

③課題が返却されたら課題の内容の復習

課題が返却されたら、返却内容を確認して復習に入ります。
返却された課題が満点であれば問題を理解したことになるので第1段階クリアです。
もし間違っている場所があったらなぜ間違ったか確認をして理解を深めていくことになります。
もちろん理解できな部分が出てくると思いますので、何が理解できていないかメモしておくことが重要です。

ユーキャンのFP講座では質問を受け付けているので利用するのも良いですし、他の受講者からの質問も公開しています。
わたしは最後まで勉強に関する質問は利用しませんでしたがタックスプランニングの中に出てくる「損益通算」の部分がなかなか理解できず試験の1週間前ぐらいでやっと意味がわかりました。

④学科試験の最終課題提出

6冊のテキスト読んでそれぞれの課題を提出した後は、最終課題としてすべてのテキストの内容が含まれた課題提出になります。
この課題提出も同様にテキストを見て課題を解いても構いません。
テキストを見ないで解けずに自信をなくすよりも、テキストを見ても解けたほうが理解できると思います。

⑤実技試験攻略BOOKを解く

ここから実技試験の解き方を問題形式で学んで(慣れて)いきます。
実技試験は問題のパターンがある程度決まっていて、毎年出題される問題、2~3年に一度出題される問題、初出題(いわゆる捨て問題)に分類されます。
実技試験ではこの実技試験攻略BOOKから出題される可能性があるので、非常に重要な内容だったと思います。

⑥実技試験の課題提出

実技試験攻略BOOKを解いた後に実技試験部分の課題提出になります。
ここでわたしは初めてテキストなどを見ずに解いてみました。
実技試験は最初から得意だったようで過去問も含めて最後まで高得点で行けたのは自信につながりました。

⑦過去問3回分を3回解く

ここまでの勉強でひととおりの知識は身に着けたので過去問にトライします。
ユーキャンのやり方は、3回に分けて以下方法で実施することを推奨しています。
・1問ずつ解く
・各パート(6パート)単位で解く
・試験時間と同じ時間で解く
試験は学科試験120分、実技試験90分なので、すべての問題を解くと勉強時間が長時間必要になります。
よって、最初は細切れに問題を解くことで試験を解く時間を確保できると思います。

⑧弱点克服を使って何度も問題を解く

ここまでで、独学と異なるのは以下の点です。
・動画の視聴ができる
・課題提出によってアドバイスを受けることができる
・ユーキャン独自の実技試験攻略BOOKを解く
ここまででもユーキャンのFP講座は独学よりも有利な点が多いですが、わたしはユーキャンの通信講座で最大の利点は弱点克服というシステムだと思います。

ユーキャン独自に作成した「頻出テーマ得点力アップテスト」300問、「実技試験攻略BOOK」34問、過去3回分の過去問300問の合計634問が過去の正答率や解いた頻度などから3つの重要度に分類されてランダムに出題されます。
パソコンでもスマホでもどちらでも対応しているので日々の勉強だけでなく隙間時間を利用して効率的に問題に取り組めます。

4.ユーキャンの通信講座だけで試験を受けた結果

わたしは10月のはじめにユーキャンのファイナンシャルプランナーの通信講座に申込みをして5月の試験を受ける予定でした。
勉強を進めて行くと自分の生活に必要なことが多く、とても楽しく勉強を進めることができました。
その結果、当初の予定よりも早い1月の試験を受けることができました。
以下が受験結果になります。

学科試験は確実に正解と思っていた部分が間違っていたり、合っているかわからない部分が正解したりと、それほど点数は良くありませんでした。
実技試験は勉強当初から自信があったので、高得点が取れました。

実は試験1か月前ぐらいに不安になっていた時期があり、本屋で予想問題集を手に取りましたが数問立ち読みしただけで購入しませんでした。
ユーキャンの通信講座だけで合格できなかったら別の対策を考えれば良いと思って、ユーキャンの通信講座を信じてやった結果です。

まとめ

ユーキャンの通信講座の内容、通信講座を受けた後の試験結果について説明しました。
50代のサラリーマンがFPの知識がなくても、ユーキャンの通信講座を信じて勉強した結果105日で合格することができました。
通信講座での勉強自体も初心者だったので勉強方法については特別なことは何もせず、ひたすらユーキャンの通信講座の進め方に沿って勉強しただけです。
資格試験の勉強方法は人それぞれですので、これからFPの勉強をしてみようと考えている方々の参考になればと思います。

資料請求はこちらをクリック↓

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!