医療費の自己負担割合は年齢や収入条件によって異なります。
ここでは、2022年の最新情報と合わせて医療費の自己負担割合について紹介します。
1.医療費の自己負担割合
医療費の自己負担割合ですが、一般的には以下年齢で異なります。
・生まれてから小学校入学前の6歳まで
2割負担
・小学校入学後の6歳から69歳まで
3割負担
・70歳から74歳まで
2割負担
・75歳以上
1割負担
2014年に改正されて70歳から74歳までが1割から2割負担に変更となりました。
2014年当時は2014年4月以降に70歳になる方が対象となっていましたが、すでに8年経過しているため70歳から74歳の方は全て2割負担となります。
なお、70歳以上の自己負担割合については、現役世代並みの収入がある方は3割負担となりますので、注意が必要です。
最新情報として75歳以上で年収200万以上の方を対象に自己負担割合を2割に引き上げる法改正が可決されています。
2022年10月から半年以内に実施となっていますので、注意が必要です。
2.医療費の自己負担額と医療費の関係
例えば50歳の人が病院に行って900円を支払ったとします。
この900円は公的医療保険制度を使用しているため900円で済んでいるということです。
この年齢では自己負担額が3割となっています。
よって、医療費の総額は900÷30%=3000円となります。(3000円の3割は900円です)
医療費の総額は3000円ですが、自己負担額は900円となります。
3.まとめ
医療費の自己負担割合については数年の間に変更になることがあります。
特に老後世代の方々には支出の増加につながりますので、これを機にライフプランの見直しをお勧めします。